2023春の陶器市-ありがとうございました

 

おかげさまで、9日間の陶器市も無事に終えることができました。

強風の日もありましたが、以前の教訓が生きていて「城内広場」は何事もなく過ごせました。

 

数年前の強風(竜巻が通過したらしい)の時は、真岡への道を倒木が塞いだり、民家の屋根が飛ばされたり、陶器市のテントが倒れたり……広場の西山さんの以前使っていたテントも倒れた。私のテントもバックヤードの屋根の波板が1枚、道の向こう側まで飛ばされ、人や車に当たらなかったのが不幸中の幸いでした。広場の後藤さんが回収して来てくれて……私は本当に広場のみんなに助けてもらってやれている。感謝しかないです。お客さんも帰路が大変だったと話していました。

 

多くのお客さまに支えられて、陶器市への出店を続けられています。

「普通」って難しい言葉だと思うので、うまく表現できるかわかりませんが……あまり普通じゃないらしい私は誤解をまねくことを言ってしまうこともあります。「ひとは自分と同じ感覚とは限らないことを心して話をしなさい」と気を付けてはいるのですが。失礼がありましたら、お詫びいたします。

以前、SecondWorkでお世話になった職場で、スラリとした女性に「かもしかのような足」と言ったことがありました。私は誉め言葉以外の何物にもあらずというつもりでしたが、親しくなってから「傷ついた」と打ち明けられました。職場を去る際にはプレゼントまでいただいたので誤解は解けたのだと思いますが、太れずに痩せていることを気にしている人には「傷つく言葉」になると忘れられない出来事でした。

また「私は面白くもない普通の人だから、面白いものが作れない」と同業者との会話の中で言うことがあります。本当に「普通」って何だろう? と思います。

 

今回は、いろいろなことを書きました。どんな人物・品物か想像できるようにとの思いです。

「こういう人好きじゃない」という方は来店しないでしょうし、「会ってみたい」という方は訪ねてくださるでしょうから。その方がお互いのためのような気がします。

 

南育想窯の器や作り手に「また会いたい」という方は、同じ場所で春・秋とも出店しておりますので、お訪ねください。「違うかなぁ」という方は、きっと自分に合うお店がいくつか見つかると思いますので、探し求める旅を楽しみにお出かけください。初めて見えた方は数年かかると思いますが、ゆっくり旅を楽しんでください。次は秋の陶器市で、春のみの方は春の陶器市でお待ちしております。それまで、お元気でいてください。ありがとうございました。

 

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コメント: 4
  • #1

    シライシ (月曜日, 08 5月 2023 22:52)

    陶器市お疲れ様でした。9日間テントの中で沢山のドラマがあったこと想陶記で樂しく読ませて頂きました     秋の陶器市でお会いできること楽しみにしております。お体を大切にお元気でお過ごし下さい。

  • #2

    南育想窯 岩渕泰子 (火曜日, 09 5月 2023 03:10)

    文字ばかりで時流に乗っていない感じですが、読んでくださり、ありがとうございます。
    秋にお待ちしております。私も元気でいるようにしますが、シライシさんもお元気で健やかにお過ごしください。

  • #3

    小泉友美 (日曜日, 05 11月 2023 19:17)

    今日、主人と二人で
    はじめて陶器市に行きました。沢山ありすぎる中、自分の好き❤️が分かってきた頃に
    こちらのお茶碗に出愛ました。先ほどさつまいもごはんを食べて、
    割らないように洗わなきゃと片付けをしたところです。
    今度は、湯飲み茶碗を買いにいきます。
    買って来なかったことに後悔したので。
    岩渕さんのお茶碗に入ったお手紙が
    温かくてよかったです。大事に使いますね。

  • #4

    南育想窯 岩渕泰子 (火曜日, 07 11月 2023 23:23)

    小泉友美さん、感想をありがとうございます。
    ご飯茶碗を気に入ってくださったようで嬉しいです。
    あの膨大な数の中からピンときてくれた…ご縁がありそうですね。
    春にまたお会いできた時、よかったら友美さんであることを教えてください。
    さつまいもご飯を炊く方…ほんわかした感じかなと想像しました。
    ご存じかもしれませんが、手作りの陶器は工業製品と比較したら、とても弱いので優しく使ってくださいね。
    お返事が遅くなってしまい、ごめんなさい。