窯出し

午前中は40℃で、まだ熱い。

午後から窯出し。外側の釉が薄すぎないか気がかりだったが、もっと薄い方がいいのもあり、全体的にいい感じだと思う。

貝の足カップは濃すぎたかも…逆にソーサーは薄すぎたかも…と心配していたが、まずまず。


しかし、持ち手部分の白泥が落ち着かないのが多く注文分は取れず。無理な数合わせで不本意なものを納品したくないという私の考えを理解してくれる担当者なのが救い。原因は素地の乾燥だと思う。白泥を5,6重に吹き付けているので数が多いと1周する間に乾いてしまうから、陽が沈んだ後で始めたのだった。それでも素地が乾き気味かなぁと気になり、泥を吹き付ける前に霧吹きで湿らせたが途中では吹き足さなかった。泥を吹き付けた後で水を吹くのは流れるので要注意。なるべく避けたいと思う。最初にもっと湿らせておくべきだった。持ち手部分への泥の吹き付けは安定しない傾向が強いのに、これはおおむねうまく行っていたんだけどなぁ。ほかは、チェックがまだなので何とも。