ビックリ・マグの仕上げ&ポットの組み立て

ビックリのマグカップの仕上げ。

今回はカップの内側にも泥を吹き付けてみた。

天気が良ければ白泥を柄杓掛けしようかとも考えていたけれど、この天気では無理なので白と色の化粧泥を吹き付けてみることにした。

昨日、取っ手につけたストッパーについて書いた、親指が乗っかるタイプ……何か引っかかる…かなり流通しているということは男性用に限るわけがない…カップを持って色々な角度で試してみた。成る程、取っ手から90℃の位置に口をつけるのではなく45℃の位置にすると取っ手が手前に来て肘も張らない。

私が以前作っていた三角マグと同じ。三角の角に口を付けないと飲めないので肘を脇にピッタリつけることになり、女の子の矯正に使えると話したりしていたものだ。

世の中に沢山出回っているものには、それなりに理由があるというわけだ。


今回のポットは注ぎ口の入り口(?正しくは何というのかな。穴を開ける部分のこと)の細かい穴を開けないタイプにしてみた。

以前、お茶屋さんが書いた急須についての記事を読んでいたら、穴を開けた本体部分と注ぎ口の部分を張り合わせたところにお茶が溜まって綺麗に洗うこともできず嫌な臭いの素になると書いてあった。

磁器なら汚れたら漂白剤に浸けて綺麗にすることができるけれど、陶器は漂白剤は使わない方がいい。どのみち網を使うのだから穴なしの方がいいのじゃないかと考えつつ、なかなか実行できなかった。お客さんの多くは網を使うのに穴が開いていることを確認して購入する。あれは何故なのか?

穴を開けないタイプは初めて作ったので、どんなもんだか……。

穴を開けるより早くできると思ったけど意外とそうでもなかった。