泥仕上げ

注文の持ち手付きとんすいを作る時に、派生的にできた2種類の小鉢(?)は

白化粧泥を流し掛けしてビックリを描いて仕上がった。

肝心のとんすい、楕円皿、長皿の柄が決まらない。従って、天気が良くても泥掛けはせず。

遅い昼食後、生姜の甘酢漬けを作ったり、洗濯物を取り込んだりと家事をしながら

どうしたものか…考え、夕方から仕事再開。

まず、楕円皿のうさぎ…白泥で描くことにしたが…ワンポイント柄というリクエスト。

はてさて…悩んだ末に月を見ている後姿にした。アッ!月を入れるの忘れた。乾いてしまう…

大丈夫、そんなに時間が経っていないので乾いていなかった。黄色い満月を吹き付けた。

続き

綺麗に片付けた泥の霧吹きの準備をまたして、器の裏から霧吹きを始める。

楕円皿と長皿は表も霧吹き。とんすいはどうしようか…色のテストをしていない泥を吹き付けた。

白くはならないはず。持ち手にも色泥を塗って…これは素焼き後に少し擦り落として斑にする。

最後に陶印を押して今日の仕事はおしまい。楕円皿だけサインがいいそうなので名前を入れる。