おかげさまで今年も無事に終えることができました。
この時勢に陶器市はどうなのだろうと少し心配もありましたが、8日間予想以上に訪れてくださり「しおり」が足りなくなり、急遽手書きで連絡先カードを作るという日が3日もありました。過去の人数を見て前日に多めにプリントしているのですが、天気予報と同じではずれることもあります。でも嬉しい誤算。もう行き渡っているかも……半信半疑で作っている「花留め」を求める方がまだいらっしゃるからかもしれません。秋も用意しておきますので、またお出かけくださいね。ありがとうございました。次回は11月1日(土)~4日(火)までの4日間です。
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毎晩PCに向かって 〇日目 晴れ その日の出来事を思い出して書いている途中で眠ってしまう日々でした。未公開ブログは消して「まとめ」ます。
まず、初日に見えた方が「黒ロウバイ」を飾ったら見たいので写真をアップしてくださいとリクエスト。夕方に撮ったので草花が少し元気ないかも……。
4月29日 晴れ 強風 21℃
30日 晴れ 23℃
5月1日 朝のうち曇り→晴れ 23℃
2日 曇り→10時頃から雨
3日 晴れ 23℃
祝日なので道が混むと思い早めに出かける。ところが混んでいない。7時半には城内広場に到着。最終日まで全く混んでなくて拍子抜け。
4日 晴れ 21℃
5日 晴れ 22℃
6日 雨 15℃ 寒い一日
※ ここまで7日7時半 続きは後で テントを広場で干してあり、棚等の片付けも残っている。洗濯物も山盛り 。
11時前、タイムズ24から借りていたクレジットカード決済用の器材を観光協会に返却し、テント広場へ。バックヤードの屋根を外し、支えのコンテナをばらし、昨日運べなかった資材を車に積み、テントのシートを拭いて一旦帰宅。15時頃まて天日干し。窯場でコンテナの整理等をしていると、すぐ14時半。広場に行ってテントをたたむ。よく晴れて風もあり短時間なのに乾いて助かった。
窯場の床と車の中を掃除機がけし、18時頃まで窯場で整理。真岡までプリント用のはがきを買いに出かける。珍しく厚めのしっかりしたのが1個だけあり、本日最後のラッキー! 夜はやっぱりPCの前で眠ってしまった。
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昨日(6日)は夕方18時頃だろうか小雨になったので、コンテナに詰めた器と棚の資材等を車に積めるだけ載せて帰宅。いつも私が最後なので広場のみんなは17時頃には仕舞って帰った後。帰宅して荷下ろしの時は雨が止んでいてラッキー! 明日の片付けで使う大量の新聞紙をコンテナ1個に詰めてテントへ。ホームセンターで砂利を2袋購入、泥水がシートに跳ねないように土が見えている所に敷いて帰宅。
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今回最も印象に残った出来事は「茶香炉」関連。
最終日にみえたご夫婦の奥さまが火が点いている茶系の「お陽さま」を見て「この色のは他にないですか?」「出ているだけなので茶系はないです」「じゃこれをください」「これは試しに小さいお陽さまを少し大きくしてみたら好くなかった。みなさん、お見せすると『ああ…』と納得されます」とその部分を見てもらう。「でも、これがいい」「受け皿にロウがこぼれて汚れています」と見てもらう。「それでもいい」「妻がいいと言ってますから」と旦那さま。そんなことで1、2年灯っていた「茶のお陽さま茶香炉」はとっても気に入ってくれたお家に引っ越した。
代りに「グリーンのお陽さま茶香炉」を灯したら間もなく「これが欲しい」という方が現れ、茶葉の話になり「乾燥させた庭のラベンダーを使ったことがあり、お客さんに『ラベンダーは好みがあるから、こういう所では無難な日本茶がいい』と教えられた」。香りのある乾燥したものなら何でもOK。くき茶が長持ちして経済的と話した。
再び代りに「ラベンダーピンクのあしあとの茶香炉」を灯したら間もなく「これが欲しい」という方が現れた。火を消して、上皿・本体・受け皿を確認してもらい、OKということで若いお嬢さんの家にお引っ越しとなった。
再々代りに「ラベンダーピンクのうずの茶香炉」を灯したら間もなく「この色のが欲しい。他にありませんか?」「出ているだけなのでワンちゃんだけですね」と話したら、そのまま帰られた。
※ 記憶違いで「あしあと」と「うず」逆かもしれない。コンテナの中なので確認に時間が要るため、違っていたら「玄関の展示スペース」に並べた時に訂正します。
陶器市前半は、今回は茶香炉に目が行かないみたいだなぁと思っていたら、後半にどどっと。不思議。
※ 2日目くらいに購入された方。今回の1番目でおまけのロウソクを入れ忘れてしまいました。次にいらした時に是非お声がけください。※
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今回も花を飾ってある器が欲しくなるようで「これが欲しい」と毎日どなたかに声をかけられた。
値札が付いていないのは「底切れ」や団子の花留めは「コンクリートの床に落としたり…」いろいろある。参考に飾ってあり、説明しても「それでも」という方にはお譲りした。但し、私が作る上で参考にするため手元に残したいものは「ごめんなさい」した。そんなわけで、以前お断りしたものでも「もう参考にしなくて大丈夫なもの」は今回お譲りしたケースもあり。
白の化粧泥を吹き付けてある初期の頃の「フチ折れ鉢」は「結びの花留め」でビオラを飾っていると何人にも「欲しい」と言われ「化粧泥が定着していないので、ぶつけると必ず白泥が剥がれる」と説明してお断りした。もう何年も試用しているので予想通りフチがボロボロ。今回は「それでも欲しい」とボロボロを見た上でのことなのでお譲りした。陶器市は試作品等もあり、さまざま。得意ではないコミュニケーションをキチンととっていきたい。
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今回は失敗したマグカップが多かったので全体的にマグカップを購入された方が多かった。
私が試用している短期間では問題のピンホールはそれほどの悪さをしていない感じ。しかし、長期間ではどう考えても影響はあるでしょう。それでも購入してくださった方、ありがとうございました。試用の1個以外残っていないので、また気持ちを新たに作ることができます。
ここからは問題のマグカップとは別の話です。
①カップの内側に汚れが蓄積した時は、ひたひたに熱湯を注ぎ、持てるくらいまで冷めたら強めに擦り洗いすると汚れはキレイに落ちます。いつも通りの洗剤を使ってください。洗剤なしでもきれいになります。
※ 漂白剤のにおいが気にならない方は使用可。陶器は磁器と異なり多孔性です。念のため。
②カップの外側、ピカピカするくらい釉薬が濃くかかっている器は問題ないと思いますが、釉薬薄めでちょっと雰囲気のあるカップは、特に口が当たる部分に汚れが蓄積しがちだと思います。重曹を入れた鍋で煮沸後、①と同じように洗ったらキレイになりました。
③私はスポンジではなく、ナイロンのシャワータオルを半分に切り、ざざっと縫った「洗い布」を使っています。南育想窯の底が平らな器は、軽い汚れは洗って落ちるように薄く釉薬をかけて焼いているので、底に敷いた籾殻が燃えた後があり、スポンジだと引っかかります。100均のナイロンの洗い布を使ったことがありますが、それでもOKです。
※ 作りも釉薬も焼き方も窯ごとに異なります。上記は南育想窯の器限定の使用説明です。
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今回は気になることをメインに書きました。疑問に思うことは他の方も同じかもしれません。
コメントで質問していただければ、数日以内にお答えするようにします。
お求めくださった器が暮らしの中に潤いをもたらしてくれることを期待しております。
ありがとうございました。またお会いしましょう!それまで、お元気でいてください。
2025/05/08 15:05
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