陶器市4日目

平日なのでゆっくり。8時半に広場前の城内坂はスイスイ。車を置いて「城内広場」に着いた時には2、3のテントを残して開いていた。隣の小泉さんがテントを開けるのを手伝ってくれていると、小泉さんのテントに2、3人のお客さま。「お客さんだよー。いい口開けになったねぇ。」と言い小泉さんが手伝いから離れると、西山さんが手伝いに来てくれて、あっという間に開けられた。すぐに箸置きを求めるお客さんが……「いい口開けになったでしょ」と。小泉さんのテントで花瓶を購入してから寄ってくれたご婦人。しゃれている。

昨日は、田中さんと清水さんが開けるのを手伝ってくれて、ペチャクチャ喋りながらやっていたら清水さんのテントの中からお客さんがニコニコしてこちらを見ている。さっきからニコニコ見ているなぁと思っていたけど、お客さん買いたいんじゃないの?と気づき「清水さん、お客さんだよ」と言うと、お客さんが「あまり楽しそうだから悪いと思って…」だって。とんだ失礼をしてしまいましたねぇ。ニコニコ許してくれたお客さんに感謝。一日の始まりがにこやかだと一日気持ちよく過ごせる。

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ものづくりをしている年配のご婦人2人組。陶器がその一部になるそうで「箸置き」と「でんでん虫」を求められた。「でんでん虫」は展示会が終わったら「箸置き」にするそう。「えぇー!箸置き?」「そうよ、こうするのよ」作った人が思いもよらなかった発想をする。

もう何年も来てくれているので購入するものがないだろうと思われるお客さまは、倒れてリハビリを経て復活。日々できることは全力でやっておこう!と思う。「もう購入するものがないと思うけど元気なことを確認させてください」とメールに返信した。「プレート形の花留め」をコースターにすると言って購入された。なるほど。

先の2人組のドライバー担当のステキなご婦人は73歳だそうでビックリした。いい歳の重ね方をしている…キラキラしていた。展示会が盛会になりますように。

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暇な平日。新聞紙を広げて包装紙の準備もできた。暇だったけど、終わってみれば昨日より人数は多かった。花留めなどすぐに包めるものを購入してくれたお客さんが目立った日。真夏の暑さだったにもかかわらず、平日にでかけられる方が集中した模様。「暑いけど好きで来ているから…」と楽しそうに花留め付きミニ水盤を購入の女性。あの顔を見ていると、創作意欲が増してくる。 (2日7時55分)